スイカに桃、とうもろこし、花火や潮風、蝉の声、カブトムシにクワガタムシ、蚊などなど、様々な合図が夏が来たことを知らせてくれます。
そして、お祭りには販促や宣伝、装飾に大活躍するのぼりが欠かせません!
今回はそんな、夏祭り用のぼりについてご紹介します。
果たして、夏祭り用のぼりとはどういった物なのか?まずはそこから見ていきましょう。
夏祭り用のぼりは、大きく分けると2つのタイプがある
実際に作られたことがある方、もしくは使用されたことがある方はご存知かもしれませんが、夏祭り用に作られるのぼりには、大きく分けると2つのタイプが存在します。
仮にその2つをAタイプ、Bタイプと分けるのであれば、Aタイプは伝統的な素材で制作された物であり、Bタイプは主に販促や宣伝に活用されることを目的に作成された物であると言えます。
また、Aタイプは色彩にも気を使われたものが多く、Bタイプは時にフルカラーでの仕上げも行われます。
どちらも夏祭りやそれに関連するイベント・行事などに使用されるものではありますが、タイプの違いによって使用される目的が大きく影響します。
そこで今度は、このタイプ別の役割についてご紹介します。
Aタイプの夏祭り用のぼりとは?
Aタイプは、綿で作られた神社のぼりと呼ばれるものになります。
主に神社や寺院などで使用されている光景が見られ、伝統的な雰囲気が感じられるものとなっております。
また、神社のぼりはシンプルなデザインが多く、色彩にこだわったものは少なく、白や黒、赤など単色で仕上げることが多いです。
大多数の夏祭りは神様に捧げるものや神様を祀るもの、神様への願掛けなどを目的に行われるため、神社のぼり風な作りで作成するのは、至極自然なことと言えます。
お神輿や提灯行列などの練り歩きの際にも、綿製の神社のぼりを掲げた先導役がいることも多く見受けられます。
歴史のある夏祭りを行う際は、綿の神社のぼりで彩って頂きたいと思います。
Bタイプの夏祭り用のぼりとは?
Bタイプは、お祭りの屋台装飾や全体のPR、イベント関連の盛り上げなどを行う、化繊のぼりになります。
これは、一般的に見られるのぼりであり、手軽に制作することが可能です。
そのため馴染みやすい夏祭り用のぼりと言えます。
綿製の神社のぼりとの違いは、設置される場所です。
綿のぼりは神社の参道やお神輿、鳥居前などに設置され装飾として活躍します。一方、化繊のぼりは屋台の販促宣伝用や装飾、イベント会場の盛り上げなどに使われます。
なので、夏祭りと称したイベント関連の運営には、化繊のぼりが選択されることが多くなります。
なお、化繊のぼりは写真プリントも行えるため、色彩表現を豪華にした物が多く、フルカラー印刷も行われます。
夏祭り用のぼりを作成するには?
夏祭り用に限らず、オリジナル制作を行うなら、のぼり工場にお任せ下さい。
また、夏祭りの季節ともなると、のぼり制作が慌ただしくなる可能性があり、使いたい時に間に合わない可能性がありますので、早めにご相談頂ければ幸いです。