関東でも梅雨入り!しばらくはジメジメと嫌な季節が続きます。
雨が降ると幟旗の姿が見えなくなったり、水気を含んで活気がなくなったりと華やかさが失われます。
しかーし!この梅雨が終われば季節はそう、夏!
傍若無人な暑さに海が恋しくなる夏です。
そして夏といえば海水浴。そして海水浴といえば海の家。
今回はこの海の家に関連するのぼり旗のお話をお送りします。
海の家で使うのぼりを作る時にオススメの素材や付属品は?
海の家といえば、目の前には海があり、海風の影響をもろに受けます。
そのような状況で、のぼりを使用するとなると、必然的に風対策を行わなければならないことは容易に想像がつきます。
そこでまずは、「素材」についてご紹介し、「仕立て」「付属品」についてと説明致します。
- 海の家で使うのぼりにオススメの素材
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風が吹くことを前提として、のぼりを制作することになりますので、ある程度の耐久性が見込める生地にする必要があります。
その上で、風に対して軽快になびく軽さも併せ持つ必要があります。
この2つのことを条件とするならば、のぼりの生地として一般的に広く使われる、薄いテトロンポンジよりも少し厚いテトロントロピカルがオススメになります。
- 海の家で使うのぼりにオススメの仕立て
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一般的なのぼりはポールを通す際、チチと呼ばれる輪っかを利用します。
しかし、このチチはのぼりの生地に直接縫い付けるため、その縫製箇所は引っ張る力に弱くなるため、風が強い場所に設置するには向きません。
これを回避するためにオススメなのが、棒袋と呼ばれる仕立てで、のぼり生地の端を袋状に加工して縫製。ここにポールを通して設置します。
棒袋仕立ては、のぼりとポールの設置面積が広くなり、引っ張りにも強くなります。
また、さらに強度を求める上でオススメなのが、のぼり生地4辺をしっかりと縫う周囲縫製です。
- 海の家で使うのぼりにオススメの付属品
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のぼりには、風対策に最適な付属品も用意されております。
何故ならば、のぼりは強い風に吹かれ続けると、自然と巻き上がってきてしまいます。
これでは、販促宣伝ツールとして活用されるのぼりにとっては大きなマイナスです。
そこで有効なものが巻き上げパッカーと呼ばれるアイテムです。
これを活用することで風への巻き上げを防ぎ、強風に吹かれ続けていても、のぼりが巻き上がりにくくなります。
海の家で使われるのぼりに多いデザインは?
海の家で使われるのぼりは、夏らしさを表現した様々なデザインが印刷されます。
その一方で、ラーメン屋さんやおソバ屋さんなどで使われる定番のぼりも使用されます。
つまりは、海の家で使用されるのぼりはデザインに決まりがなく、適材適所に見合った表現が施されています。
海の家でのぼりを設置する際の方法は?
海の家でのぼりを設置する際は、砂へのアプローチをどうするか?を念頭に置く必要があります。
一般的な設置方法は注水台と呼ばれる、水の重みでのぼりに安定感を与える設置方法を採用しますが、海の家の場合は砂の上でどう安定性を保つかが課題になります。
- 屋内用のぼりスタンドを使う
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屋内用のぼりスタンドとして、当店で販売している商品がございます。
これは注水台ではなく、重量のあるスチールの板をベタ置きにする形で安定性を保ちつつ、なおかつ場所も取らないメリットがある商品で、通常であれば屋外で使用される物ではございませんが、砂浜という環境であれば注水台よりも向いています。
何故ならば、スチールの重みにプラスして砂に埋めてしまう、もしくはしっかりと砂をかけることで固定具合はもちろん、重量も問題なく、さらに場所をとらない強みが生まれます。
また、のぼりを差し込む箇所が、長めに設定されていることも砂浜に埋めた場合、効果的に働きます。
- 特殊用途用のぼりスタンドを使う
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当店では、砂に直接埋め込んで使用するスタンドもご用意しております。
こちらを使用することで、海の家であっても、安定感のあるのぼり設置が可能です。
今回のまとめ
今回ご紹介しました海の家で使うのぼりについて触れた事柄は、それぞれの環境により、多少なりとも条件が違ってきます。
そのため、すべての海の家において同じ条件でのオリジナル作成が必要か?と言えば、それは違います。
風の吹き方、砂の硬さ、広さなどをみて、適切な逸品をのぼり工場で制作して頂きたいと思います。