2017年の1月2~3日、お正月の風物詩である箱根駅伝が行われます。
正式名称を東京箱根間往復大学駅伝競走とする箱根駅伝は、2017年で93回の歴史を誇ります。
その内、過去最多90回の出場記録を持ち、最多優勝記録の14回を持った中央大学が、連続出場記録が87年で途切れてしまうと言うニュースが流れました。
開催前から、なかなかショッキングな話題で賑わす2017年の箱根駅伝は、青山学院大学の総合3連覇なるか?それとも、新王者が誕生するか?が最大の注目ポイントです。
そこで、2017年の箱根駅伝出場校の過去の成績を振り返りつつ、応援のぼりの色についてお送りして行きます。
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2017年の箱根駅伝は応援のぼりに注目?それは何故か?
のぼり工場では、全く別の視点で箱根駅伝を毎年楽しんでいます。
それは、どんな応援のぼり旗が使われているのか?ということ。
たぶん、箱根駅伝を純粋に楽しんでいる人にとっては、風景の一つとなっているかもしれない応援のぼり旗ですが、よくよく見ると出場していないサポート部員たちが、のぼり旗を片手に一生懸命応援している姿が目に入ります。
そんな応援のぼりの注目ポイントをご紹介します。
スウィングバナーの大量導入?
今までは定番タイプの応援のぼり旗が活躍していましたが、2017年は少し変化するかもしれませんよ?
世界的なスポーツイベントで目にすることが増えたことをきっかけに、2017年の箱根駅伝は、ついにスウィングバナーが大量に導入されるかもしれません!
昨年度から、予選会を含め、ちらほらと見かける様になりましたが、2017年はもっと多くなるかなー?と注目しています。
スウィングバナーは特殊形状なため、使い所が難しそうですが、目立つことは間違いありません!
応援のぼり旗は大学の色を表す!
大学を見た目で区別する時、ユニフォームやタスキの色はもちろん、応援のぼり旗の色にも注目して欲しい所です。
大学のカラーに合わせたベース色に、学校名が大きく印刷されているため、一瞬で認識できます。
応援のぼりに注目して頂くことで、ひとつ違った箱根駅伝の楽しみ方が生まれます。
2017年の箱根駅伝は、こうした部分にも注目されてみてはいかがでしょうか?
2017年の箱根駅伝も主役?2年連続総合優勝の青山学院大学
青山学院大学といえば、2014年までは毎年出場しているチームと言った印象がありました。
それを裏付けるように、2014年は5位、2013年は8位、2012年は5位と飛び抜けた印象がなく、1977年から、2008年までは出場すらしていません。
そんな青山学院大学の躍進の鍵は、原監督の指導による賜物です。
青山学院大学のチームカラーは緑色。
ユニフォームも緑なら、のぼりも緑地に白文字です。また白地に緑文字のものもあります。
2017年の箱根駅伝では逆転なるか?東洋大学
東洋大学と言えば過去74回出場し、4回の優勝回数を誇ります。
2代目山の神で知られる柏原入学後、レベルがまた一つ上がった感があり、柏原卒業後も安定した成績を残しています。
2016年は、青山学院大学についでの2位。2017年は巻き返しに期待がかかります。
東洋大学と箱根駅伝と語る上で、欠かせない山の神柏原。
記録こそ新山の神こと、青学の神野に抜かれましたが、それでも5区での柏原の成績はズバ抜けていましたよね。
東洋大学のチームカラーは鉄紺色で、応援のぼり旗のカラーも鉄紺色を地にして、白文字で大学名が名入れされています。
また白と鉄紺色、2色地ののぼり旗も存在し、こちらの物は黒と赤も効果的に使われています。
2017年の箱根駅伝では復活なるか?!強豪校と言えば駒沢大学
- 2016年:3位
- 2015年:2位
- 2014年:2位
- 2013年:3位
- 2012年:2位
- 2011年:3位
- 2010年:2位
と、安定した成績を常に残している強豪校駒沢大学。
東洋大学と駒沢大学、この両大学が近年の箱根駅伝では看板校だと思います。
ここ数年の青学の躍進により、総合優勝こそ奪えていませんが、それでもずっと高いレベルで安定した成績を残しているのはすごいこと。
2017年こそは・・・と、考えているに違いありません。
駒沢大学のチームカラーは紫紺色で、ユニフォームはシャツが白、パンツが紫紺ですね。
応援のぼり旗に関しては、紫紺地に白文字になります。
2017年の箱根駅伝では2011年の再現なるか?!早稲田大学
2011年に総合優勝している早稲田大学ですが、ここ数年は力こそ見せるも上位に届きそうで届かない、もどかしい展開が続いています。
ネームバリューがあるので応援している人も多そうなイメージがあり、2017年こそは・・・と考えているでしょう。
2015年が5位、2016年が4位と力があることは見せていますから、ちょっとした展開で上位に食い込む実力はあると見るべきでしょう。
そんな早稲田大学のチームカラーといえばエンジ色。箱根駅伝ではシャツがエンジ色、パンツが白色と定番のユニフォームです。
応援のぼりに関しても、エンジ色をベースにした白文字です。
2017年の箱根駅伝ではどうでるか?ムラがある印象の東海大学
安定した成績をあげているとは言い切れないものの2015年は6位、2016年は5位と安定している印象。
これがさらに上位へと行くのか?それとも、2014年のように13位と後退するのか?
2005年に往路優勝こそあるものの、総合には手が届いていない状況です。
また2017年は、關颯人とはじめとして史上最強のルーキー軍団と呼ばれており、先日行われた大学駅伝の開幕戦、出雲駅伝で青学、山梨学院大学についで3位と、来たるべく箱根駅伝での躍進を期待させるものでした。
2017年は難しくても、近いうちに総合優勝が実現しそうですね。
青学神野が去った箱根に、關君をはじめとする東海大学の1年生達が面白いレースを見せてくれそうだと今から期待しています。
そんな東海大学のチームカラーは、水色のユニフォームを着用。
応援のぼり旗はユニフォームより色を深くした青色で、白文字が映えます。
箱根駅伝には、他にも15校の大学が出場予定です。
こちらに関しては、次回お送りする予定です。