のぼりを雨の日に使うのは?その対応策と効果について

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当店では、雨の日に屋外でのぼりを使うことを基本的にオススメしていません。何故ならば、それだけ消耗が早くなるからです。

のぼりはあくまでも消耗品。使い続けるだけで寿命を縮めて行きます。

にも関わらず、雨の日に屋外で使うのは、寿命を縮めることに繋がります

これを踏まえた上で、それでも雨の日にのぼりを使おうと思われるのであれば、最低限の対策は行いましょう。

雨の日にのぼりを使う事はそもそも難しい?!その理由とは?

雨が降るということは水に濡れる事を示します。それはのぼりだけではなく、我々人間であっても同じです。例えば人間が、水に濡れる・・・ただそれだけのことなのに深層心理の中ではストレスを感じるそうです。

人間がストレスを感じるなら、のぼりだってそれに近い物を感じたって不思議じゃないですよね?

雨の日に使うと消耗が早くなるとは、冒頭で触れた通りですが、それは生地自体の消耗だけではありません

デザインの消耗

のぼりには様々なデザインが描かれています。

雨の日にのぼりを使用すると、デザインを表現する為に使われているインクが水に溶けて流れてしまう可能性があります

すると文字が滲んだり、デザインが滲んだりして、決して美しいとは言えなくなります。のぼりは看板の様な物であり、優れた視認性の下、不特定多数の人々に訴求する必要があります。

そんな時、のぼりに書かれている文字が滲んでいたら、印象としてどうでしょうか?

雨の日にのぼりを設置する事は、お店のイメージを悪くしてしまう可能性があることを認識して頂ければと思います。

安全性の消耗

安全性に対して消耗という言葉が正しいとは言えませんが、雨の日にのぼりを使用することは、本来保たれていたはずの安全を脅かしている可能性があります。

雨の日はただでさえ視界が悪くなりますが、傘を差して歩くことは、さらに視界を奪うことに繋がります

その中、のぼりが設置されていると、ぶつかってしまう可能性も高くなりますし、倒れていた場合はポールなどが踏まれてしまう可能性だって高くなります。

これらは大きな意味で消耗を早める事ですし、細かな面で安全性を落としてしまうことに繋がります。

こうした点からも、雨の日にのぼりを使うのはどうかな?と言うことになります。

それでも雨の日にのぼりを使いたい時に行うべき対策は?

雨の日にものぼりを設置するなら、いくつかのポイントを抑える必要があります。これからそれを見ていきましょう。

のぼりの生地素材を確認する!

一般的に店舗装飾として使われているのぼりの生地は、テトロンポンジと呼ばれる薄手の素材が使われています。

テトロンポンジは、ポリエステルで制作されており、水に対してはある程度の耐性を持っています

しかし、薄手であるため、雨による濡れ被害は大きく、ちょっとした雨であっても被害を受けてしまう可能性があります。

こうした被害を軽減するには、少し厚手の生地であるテトロントロピカルを使用するべきでしょう。

テトロントロピカルはポンジと比べ、2倍程度太い糸で制作されており、必然的に高い耐久性を持っています。一方、コストが割高になるデメリットがあります。

雨に対して少しでも強いものを!と考えるのであればトロピカルを生地とする選択肢もございますが、消耗品であることを認識されるのであれば、次々と新しい物に変えるのも手段だと思います。

のぼりの印刷を確認する!

ポンジやトロピカルと言った、化繊系の生地に対して行われる印刷は、インクジェットやシルクプリントが多くなります。

いずれも生地繊維の中にまで染める訳ではないので、どうしたって雨に濡れたら僅かな滲みが出ます

これを軽減するためにはデザインを工夫し、滲んでも目立たない様にする必要があります。しかし、根本的に滲みを防ぐことは難しいと考えます。

のぼりの設置場所を確認する!

雨降りにのぼりを設置する際、もっとも現実的な対策と言えるのが、設置場所を考える事です。

単純にのぼりが雨に当たらない場所に設置すればいいわけです。

懸念点は、道路に面した場所に設置するのが難しくなるのではないか?その場合、販促効果が落ちるのではないか?ということです。

しかし、のぼりの消耗を抑えつつ、雨に日でも使うのであれば、このやり方が適切です

以上が雨の日に出来ると思われる対策になります。

また、のぼりの生地を綿素材に変えればいいじゃない?と言う発想も適切な対策であると思います。

よく神社へ行くと、雨に日だってのぼりが立っていますよね?あれらはみんな、綿素材で作られたものです。

そして、デザインは染色した物であり、僅かな滲みはありますが、それが味わいとして感じられる物となります

雨の日にのぼりを設置する効果は?

のぼりを雨に日に設置して置くことは、ある効果を生み出します。

それは目立つこと

視界の悪い雨の日に、色彩豊かなのぼりがあるだけで目立ちます。まわりに同様の装飾がなければ、更に効果はアップすると言えるでしょう

もちろんリスクはあります。再三お伝えしている通り、消耗が早くなります。そして安全性が減少します。

さらにこれにはリスクがあります。強風が吹くと危険です

これらを加味してまとめると、のぼりを消耗品として考えて常時設置する!もしくは、雨が降った時は回収し、使わないことで消耗度を抑える!この2択となります。

オリジナルのぼりの制作専門店としての結論は、やっぱり雨の日は使わないでほしいなー・・・ってところです。

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