軽トラ市とは?のぼり旗が似合う青空市について

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軽トラ市について

軽トラ市って初めて聞いた時、多くの人は軽トラックを買う市場だと思うとか。しかし実際は、自由で活気あふれる青空市の一つです。

青空の下(曇天の日もあるかもしれませんが・・・)、のぼり旗が風に揺れ、野菜や手作り工芸品、焼き物に鮮魚などがずらりと並ぶ光景、見ているだけでも楽しくなるような催しです。

そんな軽トラ市とは、どんなものなのか?歴史や現在の姿から、メリットや宣伝方法、そして始めてからまでをご紹介します。

これから軽トラ市への参加を考えている人にも、催しを検討している人にもご覧頂ければ嬉しいです。

軽トラ市とは?その発祥と歴史は?

軽トラ市は2005年、岩手県雫石町で始まりました。現在でも元祖の軽トラ市として、雫石町では年7回(2017年度)、第一週目の日曜日に午前9時から開催されています。

5月から11月までの7回なので、寒さに気を使ってのことでしょうね。岩手県ですから、1~3月までは降雪があるでしょうし、場合によっては12月や4月も雪があるでしょう。

ちょうど春から秋をまたぐ形で開催されているようです。

そんな岩手県雫石町で始まった軽トラ市。今では全国各地、100ヶ所以上で開催されるまでに広がりをみせています。

こうした青空市は、昔から至る所で行われていましたから、軽トラを店舗と見立てた市が広がっていくことも頷けますし、元は普通の朝市だった場所も、名称を軽トラ市に変えることも増えていきそうです。

それは何故か?もちろん、単純に語感がよく、親しみやすいというのもありますが、軽トラ市には軽トラ市のメリットがあるからなんです。

続いては、この軽トラ市のメリットをお送ります。

軽トラ市のメリットとは?3つの視点から解説します!

軽トラ市では、出店者、地域、そしてお客さんの3者にそれぞれのメリットがあります。

このメリットが分かると、ますます軽トラ市の魅力にハマっていくと思います。

お客さんのメリットは?

軽トラ市は、昔ながらの対面式販売なんですよね。

市場が身近にあった世代であったり、そうした地域で暮していた人間にとって、それはすごく懐かしく、楽しいことなんです。

それは初めてまともな対面式販売を経験する人にとっても、きっと新鮮で楽しいものだと思います。

普段スーパーマーケットやコンビニ、アパレル店などで接客を受けるのとは、まったく違います。これははっきり言えます。軽トラ市をはじめとする市で味わう対面式販売は、まったく違うものです。

このおばあちゃん、売れたら嬉しいんだろうけど、売れなくてもいいじゃないか?ってぐらい、ほのぼのしていたり、たぶん誰かに、自分の育てた野菜について話すのが楽しかったり、それを褒められると嬉しんだろうなーって感じます。

あと何度も足を運ぶと、あちらも顔や名前を覚えてくれて、頼んでなくてもいつも買う物を取り置いてくれたりします(私の地元の話ですが・・・)。

それっていいですよね。そういう体験はないより、あった方がいいです。

また昨今、食の安全性について色々と気にされる人が多いですけど、生産者の顔が直接分かり、その生産者と話が出来る機会って早々ないですからね。安全性を確かめられるだけじゃなくて、食べ物を大切にしようと思えるようになります。

私自身、露天とか青空市とかが毎日行われていた地域に住んでいたもので、軽トラ市に対して、かなり好意的なわけですが、ここで挙げる以上のメリットがお客さんにはあると思っています。

お近くに軽トラ市がある人はぜひ!旅行先で軽トラ市に遭遇した人もぜひ!足を運んで頂きたいと思います。

出店者のメリットは?

多くの軽トラ市では、その地域で取れた野菜が販売されています。その場合、出店者は農家さんです。

農家さんは、日頃から軽トラをよく使います。野菜の搬入や農機を運ぶにも便利ですからね。

そうした生活の中にある軽トラで、お店を開くことが出来る軽トラ市は、非常に楽です。

極端な話、軽トラ市の現場に運んで、車を停めて、商品である野菜を並べるだけです。簡単ですよね?

この気軽さは出店者さんにとって、大きなメリットです。

また軽トラの荷台の高さって、大体70cmほどです。決して高くないですね。

で、この70cmほどって、無理のない姿勢で商品選びが出来る高さです。もちろん、陳列もし易い高さです。

これが出店する上で、大きなメリットになります。出来るだけ、手間であったり無駄であったり、疲れることを軽減していると言うメリットです。

なお、農家さん以外の出店者さんにとっても、軽トラの荷台って商品を並べやすいです。設置がし易いってことは、撤収もしやすいんです。だって、お店は軽トラですから。

ホロを張ったり、のぼり旗を立てたりしても、さっさと片付けることができます。これも大きなメリットですよね。

地域のメリットは?

地域の活性化のために行われることが多い軽トラ市。実際、近隣住人の人なら、開催情報なんてあっという間に耳に入るでしょう。じゃあ、行ってみようかと言うことになります。

しばらく開催していると、メディアなどにも取り上げられ、遠くまで情報が運ばれます。最近はSNSによる情報拡散力も凄まじく、さらに遠くまで、しかも素早く情報が運ばれます。

そうした情報を元にして集客が行われると、徐々にではありますが、確実に地域は活気を帯び始めます

軽トラ市には、地域を活性化させる力があります。ネットショッピングでは味わえない雰囲気の中で買い物をする。それだけでも魅力的です。

また各地方、各地域にしかない独自性も多くあります。それは特産物だったり、食べ方だったり、郷土玩具だったり。こうした物を多くの人に発信するチャンスが軽トラ市にはあります。

3者にとってのメリットを挙げました。

もちろん、開催場所を何処にするのか?普段使われてる道路の封鎖や、悪天候の際の対応、商品が果たして本当に売れるのか?などなど、デメリットと呼ぶべきこともあります

それを踏まえた上で、軽トラ市を盛り上げたい!もしくは、開催したい!って人はどうすればいいのか?この点について触れていきます。

軽トラ市の始め方は?集客を増やす方法は?

軽トラ市を始める場合、個人で催すことは難しく、地域の力を集結する必要があります。全体で地域を発展させる共通意識があれば、まず第一関門を突破したと言えます。

そこからは場所の確保や出店者集め、宣伝告知の方法、資金集めを行うことになるでしょう。

こうした全体の流れを知るのに、参考となるサイトがございます。

こちらでは軽トラ市についてや、開始マニュアルを無料で配布しているそうなので、ご興味がある自治体の皆さんは、問い合わせてみてはいかがでしょうか?

集客を増やすには?

私が提案できるのは、集客の方法です。

まず開催前に、宣伝告知をする必要があります。新聞やチラシ、掲示板などでも告知は行なえますし、SNSを使った方法もあります。

運営資金と同時に集める方法として、クラウドファンディングなどはいかがでしょうか?資金も集められますし、宣伝にもなります。

さらに集まった資金(地元有志の寄付なども含む)で、チラシやポスター、横断幕やのぼり旗を作成するとより会場が盛り上がります。

特に重要としたいのは、のぼり旗です。

オリジナルのぼり旗の制作を専門に行っているお店と言うことは抜きにして、青空市にこそのぼりは使えると思います。

まず何より手軽に設置できること。そして軽いこと。そして目立つこと。

街中で見るのぼり旗は見慣れた感が強く、強いインパクトを与えるには考える必要がありますが、軽トラ市が行われるひらけた会場では、ただのぼり旗が風によってはためくだけでも、効果的です。

何を販売しているお店なのか?パッと見ただけで分かります

それこそがのぼり旗が本来やっていたことであり、やりたいことです。

直線的で直接的な訴求効果。

軽トラ市では、そんな効果が十分に期待できます。

最後に、、、軽トラ市でのぼり旗を使う時は、当店をご利用頂けましたら幸いです。

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